ここで重要なことは、厚生労働省が出している「日本人のための栄養摂取基準」も、何の根拠もなく日本糖尿病学会と同じ内容の炭水化物50〜65%を明記していることです。最近は少しずつ40〜60%とステルス的に下げてきていますが、ひどい話です。
要するに、私の頭脳は、数年かけて、確認→確信→信念へと徐々に進化していきました。単なる思い込みで進めてきたのではないことをご理解いただけたと思います。
そして、課題は2025年これからです(使命)。糖質制限を行うにはしっかりした人類の歴史的背景・生物学的背景及び深い生化学的知識が必要ですが、その上で「覚悟」も要します。しかし、現代の糖質に溢れた世の中では糖質制限はなかなか困難です。
またそれに加えて最近、「超加工食品(UPF:Ultra-Processed Foods)」の問題も提起されています。2010年ブラジルで発表された超加工食品のNOVA分類(ポルトガル語で新分類を意味します)があります。そもそも、こうした超加工食品とは何でしょうか。
家庭の台所にない素材が使われているという工業製品添加物が多く入っており、加工の程度が非常に高い食品です。食べずにはいられないように作られています。
そして、多く摂取することにより、食事の質が低下します。糖質も多く、超加工食品を摂取している人は摂取していない人と比べて、一日500kcal多く摂取していると言われています。
食品を「加工」の程度に応じて4つのグループに分けています。
これらの超加工食品は、巨大な食品会社が「金」を目当てに、さらに「金」を原動力として作られています。より生産コストを減らし販売を拡大しようと絶え間なく努力しています。
私たち人類は、人類史上一度も遭遇したこともない超加工食品、新奇な分子から構築した物質を食べるようになりました。実際のところ「食物」とさえ言えないような物質です。世界的に、特に子供の過体重・肥満が大問題となっています。
いかに安くて、美味しい食品を中所得者・低所得者層に大量に提供するかを目指しています。高所得者層には関心がありません。
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