釜池先生と江部康二先生はメールで何回もやり取りをしていて、なぜか釜池先生はその内容をCCで私にも送ってくださいました。「中村君にも勉強させよう」との親心だったと思います。大変勉強になりました。

なお、釜池先生は数年前に105歳で亡くなられた元聖路加病院理事長の日野原重明先生(京都大卒)に「糖質ゼロ」を勧められました。そして、「もう少し背中を伸ばしなさい」とお話しされたそうです(笑)。

日野原重明先生は1日ほぼ1・5食1300kcalの糖質制限食を実践され、京都大学の講演会でも「糖質制限」に言及されました。

なお、「糖質ゼロ・糖質制限の世界」では、釜池先生がコペルニクス、江部先生がガリレオ・ガリレイと呼ばれています。

それから、日本の「栄養学は一体どうなっているのか?」「炭水化物50〜65%のエビデンス」を学会の重鎮に直接質問する機会を求めました。

・門脇孝 虎の門病院院長(元日本糖尿病学会理事長・元東京大学医学部附属病院院長・元東京大学糖尿病代謝内科教授・日本糖尿病学会のトップ、2025年現在日本医学会会長)

・稲垣暢也 北野病院理事長(元京都大学糖尿病・内分泌・栄養内科学教授・元京都大学附属病院病院長・日本糖尿病合併症学会理事長。2025年現在北野病院理事長、京都大84 年卒)

・河盛隆造教授(前順天堂大学医学研究科教授・糖尿病学会名誉会員、大阪大68年卒)

・伊藤裕元教授(元慶應大学内分泌内科教授・糖尿病学会重鎮、京都大83年卒)

・山田悟北里大学病院副院長(同病院糖尿病センター長、慶応大94年卒)

などに「直接」質問しました。そして「糖質摂取割合50〜65%に全くエビデンスがない」ことが判明しました(確信)。