【前回の記事を読む】正しいレップ・セット・インターバルの考え方と初心者が避けるべき「追い込み過ぎ」の落とし穴を徹底解説!
第4章
4-7.ウォーキングは明日からでいい
さて、初めての家トレはどうだっただろうか?
「疲れた……」
もちろん、そうなるはずだ。掃除をして、朝日を浴び、ご飯とみそ汁を作って食べ、家トレした。これら3つの効果で、おそらく今夜は久方ぶりの深い眠りと出会うことだろう。まだ夕方でも、眠いならその感覚に従って寝てしまおう。そうなれば明日の朝は、朝日とともに自然に目が覚めるはずだ。
昼夜逆転は、とにかくよろしくない。昼夜逆転が良いという人は見たことがないほど駄目な習慣だ。全速力で、その生活を治そう。規則正しい生活を身体に沁み込ませよう。
あなたは、いつもなら、朝7時が布団に入る時間かもしれない。でも明日は、その時間には身体は目覚めているだろう。万が一なかなか寝付けなくても気にしないで欲しい。身体は横になれば十分休まる。もう今すぐ寝てもいい。明日起きたら、この続きを読んで欲しい。
「おやすみなさい……」
はい、おやすみなさい。――――そしておはようございます!
朝になったら、次に提案するのはウォーキングである。もしかして、あなたは久方ぶりの活動に、夜眠れなかったかもしれない。
だが安心して欲しい。一晩眠れなかったとしても、そのまま朝の7時に家を出てウォーキングに行けばいい。外に出るのがまだ気持ち的に難しいなら、朝になったら眠ることは諦めて掃除を始めよう。そうすれば、今日の夜は何があっても眠れるはずだ。なぜなら人は眠る生き物だからだ。
さて、1日ロスがあってもいい。朝になったらウォーキングに家を出る生活の始まりである。