【前回の記事を読む】「筋トレしても、成果が出ない…?」筋トレはながらトレーニングではNG! 他に何もせず、筋トレだけに集中すべし!

第4章

4-8.ながらトレーニングは×! 集中しろ!

●テレビなどを見ず、集中して筋トレする

たとえば、筋トレにおいてもよそ見は禁物だ。有酸素運動中に音楽を聴くのは良い。しかし、テレビを流しながらのベンチプレスなど無駄である。筋トレの運動効果を低下させると心に留めておこう。

考えて欲しい。

本当に何かに集中したいとき、テレビをつけるか? パソコンで動画を流すか?

成果を何としてでも出したいなら、集中できる環境を準備するはずだ。そして、目の前の一つのことだけに集中するはずだ。成果を出したければ、心を一点に向ける。この当たり前の原則が、なぜか筋トレには適用されないことが多い。

「筋トレは、テレビを見ながらできるから簡単!」 

「コマーシャル中に筋トレすればいい」

なんてことはないのだ。しかし、スポーツジムではなぜか、運動器具にTVが付いている。ラジオを流している施設すらある。

そんな取り組み方、そんな環境では、身体は変わるはずがない。片手間で効果が出るほど筋トレは甘くない。いやこれは、筋トレだけでなく、世の中の全ての事象に共通する基本原則だ。

既に伝えてあるが、筋トレは「非日常の体験」だ。

あなたが不安から解放され、自己肯定感を得て、生きる幸福を感じたいなら、そこにテレビや動画や音楽などの雑事が邪魔になることは分かってもらえると思う。自分を追い込むとき、そこに他者は不要なのだ。

非日常の体験を身体に与えなければ、身体は変わらない。

集中して真剣に取り組まなければ、成果は出ない。

ソファーにだらしなくもたれ掛かり、ポテチを摘む。この延長線上に、あなたが誇れる体型はない。

「じゃあ、どうすれば集中して取り組める?」

そのテクニックを紹介しよう。