まずは次の3つを実践しよう。そして部屋から第一歩を踏み出そう。

①正しい姿勢をまずは取ろう。ここから全ての始まりだ。

②その場で、肩甲骨を動かしてみよう。
前後にリズミカルにリラックスしたまま腕を振るのだ。肩回りが動く感覚が得らえるはずだ。肩回りや肩甲骨の感覚は、タオルストレッチ キャット&ドッグ ツイスト ブリッジ で高めることができる。

③最後に仙骨を立てる。仙骨は、尻の割れ目が始まるところの硬い骨だ。触って意識づけを行おう。そして、仙骨の位置を保ったまま、前方に脚を動そう。

初めは周りの目が気になるかもしれない。しかし、実際はあなたのことは、家から出れば周りの人は、全くと言っていいほど気にしてはいない。

正直、日々を必死に生きている人は、あなたのことなどどうでもいいのだ。

確かに、平日の真っ昼間に住宅地を歩いていてれば、注目される可能性はある。だから、私は7時を提案する。もっと言えば、6時30分や6時の方がより人に会う可能性が少ないのでお勧めだ。

最初は5分や10分でいい。ともかく小学校や中学校の通学時間より前に、ウォーキングを終わらせて家に帰ってこよう。子供の通学風景を見て、自分は何をしているのだ、と自己否定の気持ちを発生させる可能性を限りなくゼロにしよう。

その光景が全然気にならないのなら、別にウォーキングは8時とかでもいい。朝食前に歩いて、お腹を空かせてから自炊に取りかかろう。

ところで、近所を歩くと、非常に多くの人が朝歩いているのが分かるだろう。そして、あなたのことなど、誰も気にかけないことも次第に分かってくる。あなたが、これから予定が全くなくても、それを他人は知る術はない。むしろ毎朝すれ違う同志のように感じているかもしれない。

気になるなら、最初はフードを被っても良い。マスクをつけたってよい。むしろ今の時代ならマスクをしているのが普通とも言える。

5分でも10分でも歩いてみれば分かるはずだ。歩いて後悔することはない。自然と歩く距離や時間は長くなっていく。距離や時間に基準はない、好きなだけ歩こう。ランナーズハイは一般的に知られているが、ウォーキングハイもある。これを感じることができれば、もう朝の散歩は習慣となる。

ちなみに、ウォーキングやランニングのように、一定のリズムを刻む運動(リズム運動)は、やる気の素であるセロトニンの分泌を促してくれる。自分の将来の不安、社会への鬱憤など、モヤモヤが一瞬で消えて思考がクリアになるはずだ。その快感をまずは味わって欲しい。

次回更新は8月4日(月)、11時の予定です。

 

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