【前回記事を読む】【60代のひとり旅】マルタでできた日本人の友人と元首都Mdinaへ。英語力アップと感動の景色を満喫!

マルタ共和国3ヶ月の旅
2012年11月1日~ 2013年1月30日

新しい学校寮へ

●新しいクラス

語学学校での6週目がスタートした。良くできた仕組みで新入生は毎週月曜日からスタートする。

毎週新しい仲間が入り、そして毎週自分の都合で決めた日程が終了すると帰国する。いつも生徒が動いているので新鮮だ。

そして今日はElementaryクラスのテスト結果により新しいクラス編成で私はPreintermediateへ。少しレベルアップとはいえ自信がない。教室に1番先に入り少し緊張していた。

次々と新しい同じクラスの生徒が入って来た。トルコ、スイス(女性)、コロンビア(女性)、韓国、日本(女性)、そして人数が1番多いリビア、全部で10名。

「何のために英語を勉強するのですか」の問いに一人ずつ答えていく。お互いに名前と同様に知りたいところだ。

皆陽気だけれど、学ぶ動機は切実だ。「これから会社を立ち上げるのに英語が必要」「車関係の営業をしているのに必要」「医者になるために必要」と様々だ。

若者に混じって「何でこの人ここにいるの」といった感じで見ている人もいるだろうなぁと思うので、準備してきた内容でできるだけ大きい声でアピールした。

「私は英語を話せないし聴き取れない。でも英語の勉強が好きです。日本の国立科学博物館には多くの外国人が来ます。その人たちに展示物を英語で説明したい。世界中のランナーと交流したい」

など私なりの切実さを込めてたどたどしく話した。皆も先生もうなずいて聞いてくれた。「R、Y、O。Ryo」を何回か繰り返した。