【前回記事を読む】【60代のひとり旅】新年の授業がスタート! 午後のフリートーキングで奮闘しながら異文化と英語に深くふれたマルタの日々

マルタ共和国3ヶ月の旅
2012年11月1日~ 2013年1月30日

授業妨害

1月8日(火)

日本人の若い2人が授業妨害! 何度も先生が日本語を話してはダメというのにそれを無視して話す。スマホを使いながら勉強と違う話で夢中。

先生が何とかしようと日本語で何と言えばよいですかと私に聞く。私もそろそろ言わねばと思っていたから「黙れ!」です、という。その後もまだ続ける。

他の国の仲間は真剣に学ぼうとしている。私はたまりかねて「〇〇君、雰囲気を壊しているよ」と言ってあげた。注意するということは本当にストレス。先生が優しく言ってくれているのに気がつかない。

情けない日本の若者が目につく。

午後の授業はまた面白かった。音楽に関する話題で、自分の知らない外国の曲を聴いてその意味を語り合うという。

ここに来て初めて外国の曲の歌詞の意味を理解しようと試み始めた。言葉がわからなくてもいい曲はどの国の人が聴いても快い。

ビートルズの曲は年代を越えて「いい曲」だ。でもその意味やその背景を知ると心を込めて歌えるようになるのではと思う。

明日から音楽に興味がある人が集まるクラスが編成されるということで自分も参加を希望した。思いも寄らないタイミングで音楽を通じての交流、外国の歌を英語の勉強と結びつけるチャンスがきた。

益々英語勉強のモチベーションが高まりそうだ。