【前回記事を読む】【60代のひとり旅】順調だったマルタ生活に異変! “蚊”に眠りを奪われ、体調にも変化が…
マルタ共和国3ヶ月の旅
2012年11月1日~ 2013年1月30日
初めての外国のお医者さん
11月14日(水)
咳がなかなか止まらずエネルギーを消耗している。周りの人が不愉快だろうということで、医者に診てもらうことにした。
そうしたらPharmacy(薬局)に行けば見てもらえるという。外国の医者に診てもらうのは初めてだ。
そちらの方も興味深かった。長身の「医者だ」という雰囲気の人が来てcome in(お入りなさい)という。
私が用意していた自分の症状を話す。「熱はありますか」と言って胸背中に聴診器を当てて、喉の痛みと咳の薬を出すと説明してくれた。
「日本から来た」というと握手を求められた。いい感じのお医者さんで立派な名刺をいただいた。Dr. Kevin(Family Doctor)とあり24時間通じる電話番号があった。
これは安心だ。でも通じても理解してもらえる英語を話せなければならない。とにかく英語の勉強をしなければ。
2種類の薬を出してくれた。飲み方をしっかり聞きたいと若い女性の薬剤師(?)の店員に何度も確かめる。
彼女は不安を感じたらしく「ちょっと待ってください」と言い、そして私をカウンターの中に招きコンピューターの画面を見なさいと指し示すとそこに翻訳ソフトを使って訳された日本語で書かれた薬の飲み方があった。
私が「わかった!」と言うとニッコリと笑ってくれた。こういうところでもインターネットが日常的に使われている。
これはこれからの勉強にも使えそうだ。安心して Pharmacyを後にする。マルタに来て初めての雨、風も強かった。
今日は買い物がたくさん。早く帰って寝たいけれど頑張った。