【前回記事を読む】【60代のひとり旅】異国で迎えた体調不良。薬局で案内され、長身の医師に診てもらうことになり…

マルタ共和国3ヶ月の旅
2012年11月1日~ 2013年1月30日

初めての外国のお医者さん

11月16日(金)

学校を休まずに行くことが今週の課題のようだった。昼休みなど日本人の若い学生との情報交換にも顔を出さず、校内の施設に立ち寄って体調不良でもできることをやることにした。

小さな図書館があり職員にdepositとして10€を払い英語の本を借りることができる。そこでもインターネットにつながったパソコンが10台くらいセットされている。

初めての場所だけれど皆熱心に借りている。私も1冊すぐに読めそうな初心者向けの本を借りた。

そしてその同じフロアーに生徒への相談室のような部屋があり、真剣な表情がそこにあった。一人の相談者に二人で何かアドバイスをしているようだった。

11月17日(土)

●初めての夕食、外食

Iikerがしばしばできたピッザを買ってくるので今日はそれを食べてみようと買いに行く。しかしどうもその場所が探せない。

歩き回っているうち、賑わっているレストランの前を通り過ぎようとしたが、今日はここに入ってみるかと入ってみた。空いている席に座ろうとしたら「No」。

広々とした店を横切るように二人席に案内された。私が店を出る頃には順番を待っている人がいて満席。私が二人席に回されたのもこれから混雑することを見越してのことだったのか?

日本で私が必ず頼む野菜サラダも考えたがそれは止めてとにかくピザとビールと水を注文した。

マルタでは普通と思われる店での食べる練習と考え、注文するとすぐにトイレはどこですかといってトイレに行く。

気持ちよく案内してくれた。きれいなトイレだった。ところが戻ったころ私の席に老婦人二人が座っている。