11月15日(木)
英語の授業は面白い。体調不調で宿題もできず「病気で宿題できなかった」と言ったら「酒飲んでできなかったんだろう」とか、冗談に聞こえたのか、リビアの若者たちに笑われてしまった。自己紹介でランナーと言ったからか。
とにかく通じない。自分が普通に言ったつもりが笑われる。このままでは済まさないぞという気持ちが芽生えている。
とにかく回復したら英語について徹底的に勉強してみようという気持ちになっている。図書館、インターネットでの学習など、未習の勉強のやり方を先生が教えてくれている。
昨日電子黒板のことを書いたが、よく見ると日本製の電子黒板だった。いつかそのことを話してあげたい。
中学生で学ぶ程度の文法で思い出しながらの勉強だ。次から次と関連した単語・文を板書。相当の量になる。
それに「Teacher!」と他の生徒は質問も積極的だ。マルタ人のSonia先生(女性)は、質問しやすい雰囲気を作ってくれる。
隣のFatma(リビア人、女性)はいかにもまじめな学生らしく、ノートもきちんと取っているので私は時々のぞかせてもらう。
薬を飲んで8時台に寝た。咳のない睡眠を期待したのに、もっとも激しい咳の夜になった。Iikerがトルコ流の咳を和らげるレモン入りホット茶を飲ませてくれた。
その気持ちが有り難い。未だにブロークン英語でお互いに上達していないが、限られた時間でできるだけもっと理解しあいたい。
薬飲んだのに大丈夫かと少し不安になったが、明け方には今までになく咳が収まり学校に行く準備ができた。