私の考えは、がんは生きているのであるからできるだけ早く除去するのが良いのではないか、「がん研 有明病院」でこれから協議を始めて施術の時期が早まるとは思えない、「病院は良かった。医師も良かった。しかし手遅れだった」というのが怖い、というものであった。

あい子は、可能な限り、あらゆる手段に当たってみるべきだ、と言った。私は本件については、お前とお母さんで結論を出してくれ、と逃げた。

9月30日にあい子が「がん研 有明病院」に問い合わせたところ、現在の担当医の「紹介状」が必要、とのことであった。

すぐに、みなと赤十字病院へ連絡したところ、A先生は10月6日迄不在ということだったのである。

その紹介状が本日夕刻手に入ることが確かになったので、あい子は改めて「がん研 有明病院」に連絡した。

そして予約できた最短の相談設定日が、13日火曜日であった。

日中はA先生と連絡が取れず、夜になって先生から、拙宅に電話があった。私は「がん研 有明病院」でのセカンド・オピニオン取得が13日まで不可能なことを話した。

有明病院で治療を受ける可能性があるなら、みなと赤十字で13日の工程会議に掛けることを辞退するのがスジである。

私は、もう一両日結論を待って頂きたい、と話し了解を得た。

しかし直後に、13日の工程会議を外した場合、毎週火曜日に工程会議はあるのか、つまり単に「1週間の遅延」の話なのか、きっちり確認できていなかったと気付いた。

あい子にもう一度電話してもらった。あい子が結論を出した。

「13日の工程会議に掛け、最短の手術日を設定して頂く。がん研 有明病院で手術は受けないが、セカンド・オピニオンは聞きに行く」というものである。

「がん研の意見を是非私にも教えて下さい」というA先生の言葉だったようである。

昨日、10月6日、東京大学宇宙線研究所々長・梶田隆章教授、ノーベル物理学賞を受賞

本日、10月7日、第3次安倍改造内閣発足

次回更新は4月4日(金)、20時の予定です。

 

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