良子という女
ISBN 9784344916012
判型 4-6
504ページ

「俺より先に死ぬな」 夫の願いは一瞬にして裏切られた……。 「妻より先に死にたい」「死ぬならがんで死にたい」 自身の死に備えて残し始めたメモ書きは、妻が「余命1年」の宣告を受けたことにより、看取りの記録へと変貌する。 「がんでない可能性」という気休めにもならない医者の言葉とは裏腹に、目の前でだんだんと弱っていく妻。受け入れざるを得ない現実がここにはある。 これは、誰にでも起こる悲劇である。 決して目をそらしてはならない。
価格:1200円 +税目次
- 第1章 2011年
- 第2章 2012年~2014年
- 第3章 2015年(前)
- 第4章 2015年(後)
- 第5章 2015年12月
- 第6章 2016年
- 終章 2016年
掲載記事
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エッセイ
良子という女【最終回】
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エッセイ
良子という女【第61回】
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エッセイ
良子という女【第60回】
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エッセイ
良子という女【第59回】
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エッセイ
良子という女【第58回】
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エッセイ
良子という女【第57回】
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エッセイ
良子という女【第56回】
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エッセイ
良子という女【第55回】
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エッセイ
良子という女【第54回】
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エッセイ
良子という女【第53回】
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エッセイ
良子という女【第52回】
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エッセイ
良子という女【第51回】
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エッセイ
良子という女【第50回】
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エッセイ
良子という女【第49回】
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エッセイ
良子という女【第48回】
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エッセイ
良子という女【第47回】
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エッセイ
良子という女【第46回】
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エッセイ
良子という女【第45回】
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エッセイ
良子という女【第44回】
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エッセイ
良子という女【第43回】
著者紹介

野村 よし
1942年徳島県徳島市生まれ。
早稲田大学第一文学部、工学院大学機械工学部 ともに中退。10~15ヵ所の職場を転々とする。
1964年、義兄の経営する鉄工所に招かれ入社。半生を番頭として過ごす。大阪に4年弱、名古屋での9か月を経て1968年、東京勤務となり横浜に定住。
2020年4月、78歳をもってすべての役職から退く。同年5月より古里の徳島県阿南市へ移住。同市内にて「Cafe K&Ai」を手伝う。