コラム 痛みは最終警告

身体の痛みはいわば最終警告です。

痛くなったら手入れに行くわ、と言う方がよくいます。しかし痛くなるまで放っておくと、治療がすんなりいかないことが多いです。

膝が痛くて痛くて足をつくこともできない、という症状で受診する場合、もっと手前にサインがあったはずです。例えば、

・膝が曲がりにくい

・足をついたら膝からコキっと音がした

・ 膝関節の中がかゆい感じがする(かゆみは痛覚神経が弱く刺激されて起こるので痛みが出る前段階です)

これらの前兆の段階なら数回の来院で良くなった可能性があるのに、痛みが出るまで様子を見てしまう方の何と多いことか。

忙しい現代にがんばって生きる人たちは肩・腰・脚等どこか痛い方がほとんどです。早い人は中学生くらいから腰痛があったりして、自分の「正常な状態」を知らないこともあります。また、他人と自分の痛みを比べることはできません。

そのため、多くの人が痛くなる前の状態を軽く見ています。痛い思いをする「あなた」がかわいそうです。ぜひ痛いと思う前にご相談ください。

 

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