津山の城下町めぐり 2007年7月7日(土)
曇。最高気温は29℃くらい。津山を目指しました。高速道路で83・2km、2、300円。一般道(国道429号線)では74km(カーナビによる)。
お昼ごろに津山に到着。
城跡の鶴山(かくざん)公園脇の津山観光センターの駐車場に車を置く。店内に入りトイレを借りて、ふと見るとB'zの稲葉浩志さんが津山市民栄誉賞をもらっている写真が飾ってありました。実家のイナバ化粧品店は名所になっているとかで、ロードマップもあるそうです。
さて、と見るとレンタサイクルが目に入り、夫がその気になって借りることになりました。保証金として1、000円払い、帰ってきたらその時間に応じて料金を払う仕組みでした。2時間まで400円、以後1時間増すごとに100円、1日料金1、000円。
観光センターから西方面へ行くことになり、商店街を突っ切ってお寺の多い街へ。商店街は人通りは多くないものの、それほどシャッターの閉まった店はなく、まあにぎやかなほうかな。
ふと道の左を見ると、城下町めぐりのための案内板を発見。以後要所要所には観光案内板が設置されていて、とても参考になりました。
最初に行ったのは徳守神社。楠の大木が境内に生え、由緒ありげな風情でしたが、後で案内を見ると、大きなおみこしで有名なのだそうです。そういえばおみこしの倉庫のような建物がありました。
そこを出て通りを走っていると右手に古めかしいお菓子屋さんが。銘菓「初雪」、鶴山おこわ、田舎おかきなどの製造販売の武田待喜堂でした。
さらに行くと、石造りの橋のたもとに「出雲街道」と彫りこみのあるこれは新しい石柱。そして橋の名は「翁橋」。ここは城下町の入り口の番所があった場所だそうです。その先に古そうな木造洋館。「作州民芸館」。そばの案内板によると、明治末期の建物で、土居銀行だったそうです。
また、そこの右へと入ると、津山藩主森家の菩提寺、本源寺。森家は織田信長の小姓で本能寺で有名になった森蘭丸の弟の忠政公から4代続いたそうです。5代目の跡継ぎがなく、松平家に代わったとか。
さらに同じ出雲街道沿いに、寿光寺の角まで行き、右へ。山手に突き当たり、右折して細めの道を山沿いに進みます。左手の山側の奥にはお寺があったかもしれませんが、目に付いたのは白加美神社の参道の美しい緑の木陰でした。涼しそう……。
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