●作者が想像の世界で創りだしたウイルスや病原体を題材にした小説

『黒い春』/山田宗樹

「日本列島を襲う謎の奇病・黒手病! 相変わらず厚生労働省の無策」と週刊誌が報じた。対策チームが未知の黒手病の追究に乗り出す。

『感染列島パンデミック・イブ』/吉村達也

「エマージング・ウイルス」という致死率100%前例のないウイルスが登場する。

『赤い砂』/伊岡 瞬

山手線で男性が電車に飛び込み自殺をした。現場検証を担当し刑事と電車の運転手も次々と自殺を遂げる。同僚の刑事が事件の真相に迫る。

『災厄』/周木 律

ある町で住民全員が死亡するという災害が起こった。その原因をめぐって政府の対策本部では、テロ説とウイルス説に分かれて紛糾する。

『時限感染』/岩木一麻

テロの実行犯が自己の願望を実現するために、感染してから12年の歳月が経過してから発症するというウイルスを開発する。

『BABEL・バベル』/福田和代

舞台は近未来の日本である。感染したら言語障害を起こし意思疎通ができなくなるというウイルスが蔓延した。

『生存者ゼロ』/安生 正

細菌に感染したシロアリが人を襲うという事件が発生した。自衛隊・廻田三等陸佐と狂暴化したシロアリとの壮烈な戦いがはじまる。

『レッドリスト』/安生 正

狂犬病ウイルスは、発症するとほぼ100%死亡するという恐るべき病原体である。コウモリが狂犬病ウイルスに感染して人間を襲う習性を身に付けた。

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