田舎DE蕎麦、玉野市深山公園を散歩       2007年5月19日(土)

やや涼しいうす曇の天候、遅めの11時過ぎ出発。なので近場にしました。新緑がきれいな時候なので、玉野市の深山公園をめざしました。

お昼前だったので、以前から気になっていた山の中のおそば屋さんへ。県道岡山―児島線の植松から彦崎への山道に入っていきます。目印は大きな円筒形の給水タンク。JR瀬戸大橋線のトンネル工事の時には飯場のプレハブがあったので、階段状に平地がありますが、そこももはや草ぼうぼう、柵で囲まれていました。

うっそうとした木立の間の山越えの道を登って降りると、「手打ち蕎麦 千田」という小さな看板。その案内に沿ってため池の横を通り、突き当たりの坂を上りきったところの民家がそのおそば屋さんでした。

駐車場にはすでに6、7台の車。こんなに奥まった場所なのに。いかにも農家、の庭先にしつらえたテーブルにも2組くらいのお客がいました。暖簾をくぐると土間。靴が10足以上並んでいて、脱いであがると、2間続きのお座敷で、そこに大きめテーブル2つと小さめテーブル2つ。

あらまあ。けっこう混んでいて、食べ終えたざるが乗ったままのテーブルに着きました。私たちが座るとすぐ次に相席のお客が4人入り、満席状態。注文をしてから来るまでに20分以上かかりましたが、そんな状態なので文句も出ず。注文したのは、天ぷらそば1、000円。

来たおそばは、思いのほか細くて上品な感じ。あっさりめの薄味のつゆ。天ぷらは、ナス、三つ葉、エビ2匹、糸みたいに細い掻き揚げを抹茶塩で。繊細、上品、さっくさく。お店を出ると外で待っている人も3、4人。

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