スポーツや文化をはじめ、友達や社会との関わりなどから学んでいくのではないでしょうか。自分を取り巻くすべての人や物との関わりで作られていくと思っています。一つ一つの出会いや体験がいつかは見えない力になり、大切な宝となります。

私の目の前を通り過ぎていった若い人の中には無気力な人、何の興味も持たない人、周囲に気づかいのできない人、自分の才能に気づけない人などなど、勿体ない人生を歩んでいると思われる人もいました。

人はどうしてこんなに差がついてしまうのだろうと考えた時、家庭教育、さらには幼児教育の大切さへとたどり着いたのでした。家庭での親の導き方でこんなに違う人間が形成され、人生まで変わってしまう。驚きと同時に怖さを感じました。

せめて幼少期を明るく元気に過ごしてほしい。我が子を通して、子どもが笑顔でいられることが一番安心できると確信していた私は、そんな子どもたちの楽しい空間づくり、くしろ子ども未来塾の立ち上げへと情熱を燃やしていったのです。

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