俳句・短歌 歌集 自然 2023.06.28 歌集「緑葉の里」より三首 歌集 緑葉の里 【第15回】 上條 草雨 大いなる自然と文明遺産に抱かれて この地球(ほし)に住まう この記事の連載一覧 最初 前回の記事へ 次回の記事へ 最新 日を増して緑みどりの囲む風景に薄蒼空うすあおぞらが深春しんしゅん語る 寒々さむさむと寒冷風の吹く曇りそれでも地球夏へと回る 凍こおり付く冷たい風に当たりつつ未来みらい宇宙うちゅうに熱の間ま願う
小説 『お世話になります』 【第15回】 英公 新妻は私なのに…新婚で両親と同居を始めると、母が綺麗になった。夫と母は「英介さん」「真奈美さん」と呼び合うようになった。 【前回記事を読む】母親より年上の彼氏を連れて実家へ。現実逃避する母に、娘は衝撃的な一言を…周りがシーンと静まり返る中、娘はうどんをすすった真奈美は静かに椅子を座り直し、再びうどんをすするのであった。英介もお箸に取っていたおあげをすべり落としてしまうほど固まっていた。少しして空気を変えるように郁三が話し出した。「そういえば英介、いつからうちで生活する予定だ」ハッとして英介は郁三に言った。「あっ、……
小説 『花房藩釣り役 天下太平 五月の恋の吹きながし』 【第8回】 石原 しゅん 12歳の少年が溺れた理由──釣りの最中、なぜか自分の首に重りを下げて池底に潜っていった。次の瞬間「あっ」… 【前回の記事を読む】「はい、あーん」と言われて「あー」と口を開けてしまった。恐れられた大男なのに、彼には“あーん”…「敵わんな」「うむ」石動、ようやく太平の話を真剣に聞く気になった。団子が解けるに従って浮子がゆっくりと姿を見せ、最後には水面に横となる。石動は、浮子は水面に立っているもの、そう思っていた。最初に芋をつけたら浮子が沈んだ。それで芋をどんどん小さくしていったのだ。「同じ場所ですよ。同じ…