俳句・短歌 歌集 自然 2023.03.13 歌集「緑葉の里」より三首 歌集 緑葉の里 【第9回】 上條 草雨 大いなる自然と文明遺産に抱かれて この地球(ほし)に住まう この記事の連載一覧 最初 前回の記事へ 次回の記事へ 最新 雨雫あめしずく地面潤い空気澄み清明節せいめいせつに緑みどり輝かがやく 屋外おくがいに花枝はなえ伝つたいに野鳥舞う清明節の優雅な情緒じようちよ 稲妻いなつまに雷鳴を聞き凄すさまじい愛の扉の開あく音を聞く
小説 『夢を叶えた、バツイチ香子と最強の恋男』 【番外編 第2回】 武 きき 妻に2週間も触っていない。太ももを触りたいし、キスをしたい。少しはいいかな、と寝ている彼女のスカートを上げて… 【前回の記事を読む】妻にほったらかしにされて、まるでひとりぼっちになったみたいだ…。僕は今、3番…いや、4番目……?丈哉さんのベストを作るのに約一か月かかった。二人分だったら二か月かかる。来月に間に合わせたい!どうすればいいのか分からなくて必死で編んでいる……。丈哉さんに迷惑かけながら……。あまり話しかけない丈哉さん。悪いなと思いながらも編み続けた。朝食、パンとコーヒーだけで「ごちそう様」えっ!…
小説 『訳アリな私でも、愛してくれますか』 【第28回】 十束 千鶴 「私、実は左側の胸がないの」——この人なら私を受け入れてくれる、そう思い打ち明けたが「は……?」 【前回の記事を読む】「これは、デートだと思っていいでしょうか」そう言って、彼は少し恥ずかしそうに私を見てきた。私の心臓は大きく波打ち…「そっか~……私が勝手に、バカにされるって思い込んでただけなのかな」「かもしれない」「小学校の頃は男子みんなに言われたんだけどな。ブスなのにアイドルに憧れてんのかよ、って」「理子はブスじゃないよ」「ありがとう。けど、そう言われたのは事実だもん。だから、ずっとトラウ…