俳句・短歌 歌集 自然 2023.03.13 歌集「緑葉の里」より三首 歌集 緑葉の里 【第9回】 上條 草雨 大いなる自然と文明遺産に抱かれて この地球(ほし)に住まう この記事の連載一覧 最初 前回の記事へ 次回の記事へ 最新 雨雫あめしずく地面潤い空気澄み清明節せいめいせつに緑みどり輝かがやく 屋外おくがいに花枝はなえ伝つたいに野鳥舞う清明節の優雅な情緒じようちよ 稲妻いなつまに雷鳴を聞き凄すさまじい愛の扉の開あく音を聞く
小説 『愛しき女性たちへ[人気連載ピックアップ]』 【第14回】 白金 かおる 「浮気とかしないの?」「試してみますか?」冗談で言ったつもりだったがその後オトコとオンナになった 【前回の記事を読む】不倫関係も長くなると新鮮味がなくなったのか会う頻度が少なくなり、そしてついに…美月は、役所が音頭を取る市街地再開発事業の行政側の担当者で、役人らしからぬ気さくな人柄ゆえに多くの関係者から好かれていた。そして管轄する法定再開発事業の土地の権利者の一人である企業の代行として参加していた秀司と知り合った。小柄な美人でよく笑う明るい性格に加え、大抵の場合膝丈のタイトなワンピース姿で、…
ビジネス 『これからの「優秀」って、なんだろう?』 【第14回】 中村 隆紀 【ノートを取らないと覚えられないヤツは、バカ】ノートを取らないことが、知性の証に? 【前回記事を読む】「ナニ語で考えているのか、わからない」3ヶ国語を話せる香港生まれ日本育ちの男性の葛藤ネイビーが首をゆっくりまわし、凝りをほぐすようにして語りはじめる。「むかし、恥ずかしい思いをしたことが何度もあってさ」若い頃、華僑の実業家とはじめて商談する席があってね。おれの英語で真剣勝負はまずいだろって思ったから、その日は、法務がわかる通訳に同席してもらった。ところがね、話のほとんどは、ビジ…