俳句・短歌 歌集 自然 2023.04.13 歌集「緑葉の里」より三首 歌集 緑葉の里 【第10回】 上條 草雨 大いなる自然と文明遺産に抱かれて この地球(ほし)に住まう この記事の連載一覧 最初 前回の記事へ 次回の記事へ 最新 連日れんじつの雨天の中に佇むと緑草りよくそう和なごみ足元照らす 名の知れぬ赤紫あかむらさきの柴しばの花そっと近付く躑躅つつじに非あらず 時が経ち太陽系が消滅し伝承化でんしようかして宇宙に居住きよじゆう
小説 『愛され未亡人の、湯けむり恋物語』 【第5回】 月川 みのり 目を閉じると、柔らかくて温かいキス…膝が折れそうになった私を彼が支えてくれて「ずっと、こうしたかった」と囁かれ… 【前回記事を読む】あの夜から3日、触れられた温もりがまだ消えない…意識して目も合わせられないけど、実は彼の“サイン”に気づいていた常連客の一件をきっかけに、よし子は1冊のノートを作った。100円ショップで買った大学ノート。表紙に「お客様帳」と書いた。ページごとにお客様の名前、好み、苦手なもの、前回の会話の内容、お子さんやお孫さんの話。気づいたことは何でも記録した。節子が覗き込んで「何それ」と言っ…
小説 『あした会社がなくなっても』 【第3回】 桐生 稔 「パワハラ」「コンプラ」という言葉すら存在しない時代、“働きすぎ”なんて当たり前。売上しか眼中にない連中ばかりだった。 【前回の記事を読む】上は東大・下は中卒。ベンチャー企業は、実力がすべての会社だった。その証拠として、若手社員の名刺には——続けて、竜崎が教えてくれた。「売上を上げるためには、まずは隅から隅までしらみつぶしに飛び込み営業をするわけ。そしたら何社かうちのサービスに興味を持つ会社があるわけよ。で、即契約を結ぶわけ。契約したら、今度はその会社から紹介をもらう。こうやって月100件契約が取れることだってあ…