歌集 緑葉の里【第10回】
大いなる自然と文明遺産に抱かれて この地球(ほし)に住まう
連日れんじつの雨天の中に佇むと緑草りよくそう和なごみ足元照らす
名の知れぬ赤紫あかむらさきの柴しばの花そっと近付く躑躅つつじに非あらず
時が経ち太陽系が消滅し伝承化でんしようかして宇宙に居住きよじゆう