俳句・短歌 歌集 自然 2022.12.02 歌集「緑葉の里」より三首 歌集 緑葉の里 【第6回】 上條 草雨 大いなる自然と文明遺産に抱かれて この地球(ほし)に住まう この記事の連載一覧 最初 前回の記事へ 次回の記事へ 最新 桃の花春陽はるびを浴びて春の主ぬし春咲く花の中心に座ざす 満開の桜に埋まる一春ひとはるの愛の幸福鼋头渚ユアントウズウ 霞空かすみそら天女の様な女学生夕に急冷強い雨風あめかぜ
小説 『愛され未亡人の、湯けむり恋物語』 【第5回】 月川 みのり 目を閉じると、柔らかくて温かいキス…膝が折れそうになった私を彼が支えてくれて「ずっと、こうしたかった」と囁かれ… 【前回記事を読む】あの夜から3日、触れられた温もりがまだ消えない…意識して目も合わせられないけど、実は彼の“サイン”に気づいていた常連客の一件をきっかけに、よし子は1冊のノートを作った。100円ショップで買った大学ノート。表紙に「お客様帳」と書いた。ページごとにお客様の名前、好み、苦手なもの、前回の会話の内容、お子さんやお孫さんの話。気づいたことは何でも記録した。節子が覗き込んで「何それ」と言っ…
小説 『愛され未亡人の、湯けむり恋物語』 【第9回】 月川 みのり 「私の娘を、家族として受け入れられますか」と聞くと、彼の手にギュッと力が入った。そしてわざわざエンジンを切って… 【前回記事を読む】初めて彼と職場以外で会うことに…歩き出すと、彼はちょうど1人分の距離を置いて並んだ。手、繋いでほしいなと思ったが…付き合い始めて1ヶ月が過ぎた頃から、2人の間に小さな習慣ができた。朝、仕事が始まる前の30分。旅館の裏手にある小さな台所で、2人でお茶を飲む。お客様には見せない、ただの2人だけの時間だった。雅彦がコーヒーを淹れてくれるのだが、これが驚くほど上手だった。「どこで覚えた…