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小説
『東京フェイクLove♡』
【第3回】
川田 レイ

「今度一緒に行きませんか?」施術後、ハイスぺイケメンセラピストからデートの誘い。こんな超年上の私を…?

【前回の記事を読む】下着を脱ぐことは考えてなかった…身体を重ねるような体位もあり、まるで恋人から受ける親密な密着マッサージだった。「パラダイスアロマの仕事が、本業なんですか?」「いいえ、大学院を卒業したばかりで、4月から都内の外資系IT企業にITエンジニアとして、就職する予定です」「はあ、凄い。大学院卒業の理系でITエンジニアさんになるんだ……」「はい。でもここも副業として、当分勤める予定ですの…

人気小説連載記事

小説
『マナ~ズメモリーズ』
【新連載】
真名

「食べてはいけない、食べたらどうなるか…」神さまは何故、そんな果実をつくったの?――子どもと一緒に読める聖書の物語

つくることが、大好(だいす)きな神(かみ)さまがいました。最初(さいしょ)に神(かみ)さまがつくったものには、空気みたいに形も無(な)く、命(いのち)もありません。神(かみ)さまはそのものに、命(いのち)を吹(ふ)きこみました。すると、そのものは、神(かみ)さまの気持(きも)ちを感(かん)じて動(うご)くようになり、少しずつ神(かみ)さまと心が通じ合い、神(かみ)さまに話しかけてくるようになりま…

ランキング

  1. 小説
    『夫 失格[注目連載ピックアップ]』
    【第4回】
    時亘 一肇
    1位 1

    逆ギレ浮気夫に「いっそのこと、そのお相手に代わってもらいたい。私を自由にしてほしい」と打ち明けた。すると夫は一言…

    【前回記事を読む】夫の新聞の山から「たー君へ♡ ……晴香より」という便箋を発見。今日も朝帰りの夫に〈晴香さんと一緒?〉とメールした。孝雄の様子から、どうやら今日は仕事に行かないようなので、いよいよ晴…
  2. 実用
    『マンションの未来は住む人で決まる』
    【第15回】
    久保 依子
    2位 2

    あの臭いは人間の腐った臭いで、自分は何日も死体の隣に寝ていた。隣家の換気口から異臭がし、管理会社に連絡すると...

    「孤立死」と「孤独死」は意味が違うと言われている。孤独死とは、たまたま死んだときにひとりであった死を指す。近所に友人がいて、親族がたまに様子を見に来たりする、スーパーや病院などでも気にかけてくれる人…
  3. 小説
    『終恋 [人気連載ピックアップ]』
    【新連載】
    高生 椰子
    3位 3

    一通のショートメール…45年前の初恋の人からだった。彼は私にとって初めての「男」で、そして、37年前に私を捨てた人だ。

    歩んだ人生は違っていたが、想いは同じだった。45年間を埋めるように最後の恋に賭けた二人。終活の中での終恋(しゅうれん)、残された時間は限られている。たとえ何があっても、私たちはこの恋を決して後悔はし…
  4. 小説
    『愛しき女性たちへ[人気連載ピックアップ]』
    【第14回】
    白金 かおる
    4位 4

    「浮気とかしないの?」「試してみますか?」冗談で言ったつもりだったがその後オトコとオンナになった

    【前回の記事を読む】不倫関係も長くなると新鮮味がなくなったのか会う頻度が少なくなり、そしてついに…美月は、役所が音頭を取る市街地再開発事業の行政側の担当者で、役人らしからぬ気さくな人柄ゆえに多くの関…
  5. 小説
    『東京フェイクLove♡』
    【第28回】
    川田 レイ
    5位 5

    58歳の誕生日、8時間ロング枠を予約した。花束を手に現れた彼とホテルへ。1時間もしないうちにシャワーを浴び…

    【前回の記事を読む】「ママー!! あっち行きたいよー!」小学生2人とママになりきる、親子プレイを提案。案外ノリノリでぴょんぴょん…真由子は、3人で腕を組んで中華街の天長門をくぐる時、私の人生のハレの…

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    詩五篇「男でも女でも中性でも動物でも植物でも そうだと思える対象に出会ったなら 短い間でいいから 一緒に時を過ごしたい」

    一つ目の交差点で 車同士ですれ違う二つ目の交差点で 私は車からおりた自分の足で 歩いている相手はまだ 車から降りられないずっとこの先も 速度の違いでもう 交差することは ないだろうそれは 相手との距…
  2. 俳句・短歌
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    【新連載】
    Akiko Smith
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    『交差点』より詩五篇「あなた達の何倍も生きてきたのに かなわない時がある…ほんとうにわかっているのはあなた達かもしれない」

    私が 話したことで私が 書いたことでどれだけの人が ほほえんでくれたんだろう だけど私が しるしゃべったことで私が 記したことでどれだけの人を 傷つけてしまったんだろう それを思うと誰とも 会えなく…
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    『マナ~ズメモリーズ』
    【新連載】
    真名
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    つくることが、大好(だいす)きな神(かみ)さまがいました。最初(さいしょ)に神(かみ)さまがつくったものには、空気みたいに形も無(な)く、命(いのち)もありません。神(かみ)さまはそのものに、命(い…
  4. 小説
    『鼠たちのカクメイ』
    【第32回】
    横山 由貴男
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    市井では「大塩生存説」なるものが流布していた。その背景には大塩一党への同情と幕府への反感が根深くあった

    【前回記事を読む】「死よ、俺を受け入れよ!」――自ら火薬を飲み込み散った意義の最期を見て、もう後戻りはできないとカイは覚悟を決めた「ふむ。今日は何を言っても引かぬ覚悟か。ならば余も、首座殿に面白いも…
  5. 実用
    『腰痛世界の歩き方』
    【第4回】
    高橋 弦
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    ノーベル医学賞受賞者の多くは基礎研究者。基礎医学は「病気の解明」と「新しい治療(おもに薬)の開発」を目的とする

    【前回の記事を読む】ペインマトリックス(痛み関連領域)は痛みに関連して活動する脳の領域。神経活動の結果として知覚され、意識される研究者というと、実験室で試験管をにらんでいる人をイメージすることが多い…

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