継体大王異聞 【文庫改訂版】

讃 紫雲
出版社名:幻冬舎メディアコンサルティング
発行年月:2021年12月15日
ISBN 9784344938045 判型 文庫398ページ
価格880円+税
幼少期にある奇跡により霊威を帯びた男大迹は、越前、近江、そして尾張国で事績を重ね、各地の豪族の期待を担っていく。
やがて雄略天皇に見出されて大和に召されるが、その遠すぎる血筋と地方出身ゆえに長らく大和の豪族たちの抵抗を受ける。
武烈天皇の後を継ぎついに天皇となった彼を、次なる試練が待ち受けていた。
倭国、百済、任那を舞台に継体天皇の生涯を描く。
目次
  1. 第一章 「持衰」
  2. 第二章 「越の鳳雛」
  3. 第三章 「邂逅」
  4. 第四章 「鉄と巡拝」
  5. 第五章 「治水」
  6. 第六章 「倭の成り立ち」
  7. 第七章 「百済の騒擾」
  8. 第八章 「倭国のかたち」
  9. 第九章 「王統の継承」
  10. 第十章 「北の臥龍」
  11. 第十一章 「混迷、そして即位」
  12. 第十二章 「親政と後嗣」
  13. 第十三章 「半島と蘇我出現」
  14. 第十四章 「倭国創建への勾配」
  15. 第十五章 「西からの旋風」
  16. 第十六章 「倭よ、永遠に」
  17. 第十七章 「終章」

掲載記事

著者詳細

讃 紫雲
1949年、香川県高松市生まれ。
1973年、大阪大学文学部史学科卒業。
若い頃から歴史に興味を持っていたが、一般企業を65歳で定年退職した後、あらためて講座・セミナーなどで歴史を学び直し、さらに諸先生からの指導も受けて、2019年11月に古代史小説『継体大王異聞』(2021年に文庫化)を幻冬舎より出版。
2022年7月に郷土高松の幕末維新史小説『海鳴りと砂塵』を文芸社より出版した。