「もし何かございましたら、フロントまでお申し付けください。フロントは内線81番です。それではどうぞごゆっくり……」客室係の女性は笑顔をくずさずそう言うと、会釈を残してドアの向こうに去っていった。取り残されたようにぼくはドアの内側に立っていた。窓にはレースのカーテンが引かれ、その向こうに日射しは凍りついていた。晩夏の日盛りにあった今し方までの時間は途切れ、いまは異質な時間の粒子がぼくの肌にひやりと…
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