二十年と少し生きてきたけれど、俺は自分が特別良い人間だとは思っていない。でも掛け値なしに良いことをしたと、自信を持っていえることもある。大学三年生の冬、成人の日も過ぎて、新年ムードも薄れてきた一月のある朝。「本格的に就活が始まるなあ」と憂鬱な気分で、残り少ない授業に出るため家を出て、駅に向かう途中のことだった。道端で見慣れない小さな物体を発見した。少し近づくと小鳥だと分かった。動かない。もっと近…
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