ミコトはすぐに、グラスの中身が水だということに気付いた。だが、いくら戦士だからとはいえ、酒場に来てまで水を飲んでいる……。そんなタクを、ミコトは両手で口を押さえ、クスクスと笑った。「タクさんも早く家に帰ったほうがいいですよ。お水じゃ、いつまでたっても酔えませんからね。ほら、口元が汚れています。このハンカチを使って下さい。」ミコトはそう言うと、ポケットから白いレースのハンカチを取り出し、そっとタク…
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