初詣に行ってきた。三日を過ぎて人もまばらであった。古いお守りを納めて、今年は住所・氏名・母の名を言ってから、願いを伝えた。去年は思っていながら、住所・氏名を名のるのを忘れてしまったので、今年はまちがいなく言えた。母と自分のお守りを買うために社務所に行くと、三人の若い女子が白い服を着て座っている。まずは母の分だ。「健康のお守りは?」中央の女子が指さした。次は自分の分。「心願成就のお守りは?」女子た…
芸術の記事一覧
タグ「芸術」の中で、絞り込み検索が行なえます。
探したいキーワード / 著者名 / 書籍名などを入力して検索してください。
複数キーワードで調べる場合は、単語ごとにスペースで区切って検索してください。
探したいキーワード / 著者名 / 書籍名などを入力して検索してください。
複数キーワードで調べる場合は、単語ごとにスペースで区切って検索してください。
-
小説『ノスタルジア』【第17回】森下 修作
忘れぬうちに書き留めようとするが、次の瞬間、言質はすり抜けて、もうやってこない。
-
エッセイ『世の中捨てたもんじゃないよ』【第3回】山田 高司
1930年代に生まれた女性記者が書きだしたのは、人生にとって大切な「脱皮」
-
小説『ノスタルジア』【第16回】森下 修作
美術大学の学園祭。光のようなオーラをまとう女性に恋をした。
-
小説『ノスタルジア』【第15回】森下 修作
【小説】自分を芸術に導いた美術教諭の言葉「詩を書きなさい」
-
エッセイ『世の中捨てたもんじゃないよ』【第2回】山田 高司
獄死した女性の手記に「不自然さ」関東大震災後の日本社会の姿とは
-
小説『ノスタルジア』【第14回】森下 修作
生き生きと蘇る図書館での光景…時々思い出す「高校時代の国語の先生との会話」
-
小説『ノスタルジア』【第13回】森下 修作
「死ね、バカ!!」突然友人からかけられた言葉に戸惑うも、それは…
-
小説『THE UNPLEASANT NATURAL PARK』【第2回】AYANE NOGUCHI
【絵本】「沼の底に引きずり込まれ骨になるか、あるいは」この場所の行く末は…
-
エッセイ『世の中捨てたもんじゃないよ』【新連載】山田 高司
トルコとの篤い絆…ドキュメンタリー小説『海の翼』の魅力に迫る
-
小説『ノスタルジア』【第12回】森下 修作
「愛とは忘れないことだ」たった一夜の思い出を胸に生涯を暮らす我が人生
-
小説『ノスタルジア』【第11回】森下 修作
「こんな夢ばかり見る」…膨らみ続ける壁に窒息しそうになる夢
-
小説『THE UNPLEASANT NATURAL PARK』【新連載】AYANE NOGUCHI
【絵本】「ようこそ、“The Unpleasant Natural Park” へ」
-
小説『ノスタルジア』【第10回】森下 修作
宇宙には端がない…「果てについて考えることは無意味な考察」
-
評論『Listen to The Beatles !』【最終回】Kad Lennon
「気づいた時にはアルバムを最後まで聴いてしまう」ビートルズの曲の特徴とは
-
小説『ノスタルジア』【第9回】森下 修作
壊れたままのAIが毎日つぶやく「うすきみ悪い」言葉とは…
-
評論『Listen to The Beatles !』【第9回】Kad Lennon
ビートルズの『ア・ハード・デイズ・ナイト』が疾走感溢れる名盤となったワケ
-
小説『ノスタルジア』【第8回】森下 修作
「僕がAIであるはずがない…」突きつけられた衝撃の事実とは
-
評論『気ままとレガシー 北米ローマンス』【第8回】郷倉 伸人
「たまらなく羨ましかった…」与作が評価した米国の苦学制度
-
評論『Listen to The Beatles !』【第8回】Kad Lennon
「挨拶がわりに一曲歌って」の要望に…ビートルズのアメリカ旋風が始まったジョンの対応
-
小説『ノスタルジア』【第7回】森下 修作
もうすぐ還暦…「戦争を知らない世代の遠慮がゆるせない」