エンジンをかけて白い煙を出すと、三好和希は紫藤美術大学に向かって車を走らせた。静岡中央駅から車で二十分ほどの場所にある。緑豊かな山間部に位置する坂の上にあり、キャンパスからは駿河湾が一望できる絶好のロケーションである。紫藤美術大学は、静岡県内で唯一の美術大学であり、その質の高い教育と独創性に富むカリキュラムで、東日本でも有名な美術教育機関だ。絵画、彫刻、デザイン、映像、ファッションなど、広範囲に…
殺人事件の記事一覧
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小説『約束のアンブレラ』【第9回】由野 寿和
キャンパスから駿河湾が一望できる被害者女性の出身大学の教授に聞き込み捜査へ
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小説『約束のアンブレラ』【第8回】由野 寿和
3ヶ月前に失踪した女性は死後数日経っていた――いつ殺害され、いつこの場所に遺棄されたのか?
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小説『約束のアンブレラ』【第7回】由野 寿和
「犯人には思い当たる人間がいます」「誰ですか」そう顔色を変える刑事
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小説『約束のアンブレラ』【第6回】由野 寿和
失踪する3ヶ月前の交際2年目の記念日「9月29日」にプロポーズ。その翌日に婚約者が失踪…?
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小説『約束のアンブレラ』【第5回】由野 寿和
被害者の婚約者は不動産会社に勤めるエリート。改めて失踪当時の事情を聞きにいき…
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小説『約束のアンブレラ』【第4回】由野 寿和
挙式の日取りまで決まっていた婚約者が突然の失踪――自宅にはメモが置いてあり…
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小説『約束のアンブレラ』【第3回】由野 寿和
なぜこの場所にいたのか…ずぶ濡れだった少女の靴についた泥の一部は乾きかけていた
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小説『約束のアンブレラ』【第2回】由野 寿和
「この雨が終わる頃、またこの場所に来て、全部話しますから」そういう少女の視線の先には…
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小説『約束のアンブレラ』【新連載】由野 寿和
ずぶ濡れのまま仁王立ちしている少女――「しずく」…今にも消えそうな声でそう少女は言った
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小説『春のピエタ』【最終回】村田 歩
もしあの人影が探偵だとして、間男する女房…俺も先生も慰謝料を請求されるか? それがどうした? そんなもの、踏み倒せばいい。
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小説『春のピエタ』【第22回】村田 歩
先生は、妹が卒業した中学の元教師だ。俺たちの家の事情を知っていたらしい。おまけに、妹さんのこと知ってる! と…
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小説『春のピエタ』【第21回】村田 歩
子供を捨てて家を出た…先生はひたすら己を責める。でも、一番責められるべきは、狡猾に暴力を振るうあのDV夫と…
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小説『春のピエタ』【第20回】村田 歩
首筋の皺も、腹の手術痕も…四十女を愛しいと感じる自分が信じられない。―だけど、先生の家には毎週末、DV夫が…
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小説『春のピエタ』【第19回】村田 歩
「あなたの母親に赤ん坊を殺された奥さん、今だに引きこもりがちだって知ってた?被害者遺族の会で一緒なの。」
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小説『春のピエタ』【第18回】村田 歩
私の妹は、5年前に殺された。高校二年生だった。自宅のすぐ傍で車の中に引きずり込まれて、河川敷まで連れて行かれ…
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小説『春のピエタ』【第17回】村田 歩
家出した兄の居場所を突き止めるため、銀座のクラブに押しかけた。「面接の子?」と誘われるまま店の中に入ると…
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小説『春のピエタ』【第16回】村田 歩
お母さんがある日突然いなくなってから、同じ夢にうなされた。―幼い私は、お母さん、お父さん、お兄ちゃん、と叫び続け…
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小説『春のピエタ』【第15回】村田 歩
母が刑期を終え、実家に戻った。その実家に、生後二ヵ月の我が子を連れて行った時の、夫の顔が忘れられない。感情を押し殺し…
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小説『春のピエタ』【第14回】村田 歩
殺人犯はその瞬間、「殺れ」と声がしたという。母があんな事件を起こしてしまったのも、同じように、抗えない邪悪な力に背中を…
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小説『春のピエタ』【第13回】村田 歩
「彼を返して」―彼は、彼女の不幸に惹かれたんだと思う。父親が自己破産し、一家離散。夜の仕事を始めた彼女を訪ねて…