【前回の記事を読む】比叡山の麓で…将来を嘱望された、五歳の少女の懸命な修行承安四年(一一七四)春、奥州平泉から吉次という商人が百人ほどの隊商を引き連れ都に入った。隊商には胴丸を付けた武者が含まれている。駿馬に荷駄を背負わせていたが、それはことごとく砂金であると京雀たちは騒いだ。もちろん流言であり実態を明かすはずはないが、物々しい護衛はそれを裏付けているようであった。吉次が仕えるのは、奥州の藤原秀…
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小説『祥月命日』【第27回】深江 允
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