榎本さんちの前の道を挟んだはす向かいには、駄菓子や日用品雑貨を商う山川商店がある。時代が昭和から平成に移り変わる頃までは、駄菓子屋さんは身近にたくさんあったそうだ。だが、今では探しても殆ど見つからないので、子供達は遠方から自転車を漕いで山川商店に押しかけて来る。この店の前を通ると、子供達が楽しそうにはしゃいでいる声が聞こえて来るんだ。それで、俺も一度店を訪ねてみたいと思っていた。ある日、店の中…
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