1週間ほど経って、工場長から1サイクル、どうしても40分掛かると報告があった。松葉は驚いた。設備メーカーの話では20分サイクルでの稼働とのことだった、事実と違うではないか、40分から50分も掛かっている、とクレームをつけようかと思ったが、思いとどまり、根本的に見直してみる必要があると思い直した。「20分サイクルという謳い文句だったが、設備の欠陥か、それとも他に原因が考えられるか」「自動機導入に当…
小説の記事一覧
タグ「小説」の中で、絞り込み検索が行なえます。
探したいキーワード / 著者名 / 書籍名などを入力して検索してください。
複数キーワードで調べる場合は、単語ごとにスペースで区切って検索してください。
探したいキーワード / 著者名 / 書籍名などを入力して検索してください。
複数キーワードで調べる場合は、単語ごとにスペースで区切って検索してください。
-
小説『岬 上巻』【第27回】まつはじめ
夜間うるさいとご近所からの苦情!警官、町の公害防止課担当者が次々とやって来て操業時間の変更を検討
-
小説『海辺のレクイエム』【第5回】源 久
「裏切りやがった。気があるふりをしたくせに」「彼女と別れたから私と付き合いたいなんて…どうかしてる」俺は板挟みで…
-
小説『インスタント・ストーリーズ』【第12回】紀伊 みたこ
選ばなかった方の人生のシナリオの先には何があったのか......ドキドキしながらページをめくる。
-
小説『オヤジのチャーハン』【第6回】道葉 いち
新規の客を呼び込むため商店街に新風を!「有名ホテルの元シェフの店」という触れ込みは強いPRになる!?
-
小説『岬 上巻』【第26回】まつはじめ
前回の鋳造機械購入時の担当者が課長に昇進。昇進祝いを兼ねた接待で乾杯と価格交渉
-
小説『シュバルツ・ヴァルト』【第5回】萬野 行子
高いところから転がり落ちて、病院に担ぎ込まれた兄。「念のため、今晩一晩泊まっていって下さい」と話した医師は…
-
小説『インスタント・ストーリーズ』【第11回】紀伊 みたこ
母の遺品整理中に見つけた一冊の本。そこには誰にも話したことがない思い出が綴られていて......
-
小説『岬 上巻』【第25回】まつはじめ
鋳造機械購入から3年。生産が間に合わないほどの注文で嬉しいはずが造りきれない!?新たな設備投資を考え価格交渉に乗り出す
-
小説『インスタント・ストーリーズ』【第10回】紀伊 みたこ
自販機で必ず当たりが出る男。いつの間にか、当たることこそが日課になっていた。
-
小説『岬 上巻』【第24回】まつはじめ
新しく開発された鋳造機械が欲しい!買い急いでいると悟られぬよう敢えて電話で価格交渉
-
小説『インスタント・ストーリーズ』【第9回】紀伊 みたこ
もしかしたら見間違いかもしれないと、願望に近い考えが頭をよぎる。
-
小説『刑事狩り』【第9回】人見 謙三
「課長は本当に上に弱いな。」残業時間が酷い強行犯係に、残業による成果の検証を求めたが、刑事たちは薄ら笑いを浮かべて…
-
小説『岬 上巻』【第23回】まつはじめ
新しい開発製品にチャレンジ!アルミの壁とアルミサッシを一体化した壁をアルミ鋳物で製造
-
小説『インスタント・ストーリーズ』【第8回】紀伊 みたこ
「だーるーまーさんが、こーろーんだ!」誰もいない廊下でひとり、恐怖でいっぱいになる
-
小説『カナダの風』【第8回】森園 初音
「カナダ」が歩んできた歴史。現在のカナダ多文化主義の裏にある人種、民族の移動
-
小説『岬 上巻』【第22回】まつはじめ
厄介物のシラスが資源に代わる!?シラスバルーンの実用化について工業新聞の記者から取材依頼。嬉しい反面新たな悩みが…
-
小説『雲海のエガミ』【第18回】こた
「だから俺達は、君を捜したんだ。」牢屋に入れられて死にそうになっていた俺達は、ある男に助けられ、自由になったのだが…
-
小説『千恵ねえちゃん』【第17回】城 唯士
熊野神社へ家族六人で初詣に行く。誰も「いい一年だった」とは言わないけど、家族のおかげでたくさん思い出ができた一年だった。
-
小説『千恵と僕の約束』【最終回】成田 たろう
「ママが倒れて、救急車で病院に運ばれた!」7回もかかってきた娘からの電話。今朝は、あんなに元気だったのに…死が頭をよぎった
-
小説『岬 上巻』【第21回】まつはじめ
シラスから作られるシラスバルーンとアルミの複合品作り。何気なく言った製品に先方は大乗り気で…