三浦 淳

1952 年、福島県生まれ。東北大学文学部卒業、同大学院博士後期課程中退。ドイツ文学専攻。博士(文学)。新潟大学名誉教授。
著書に『若きマン兄弟の確執』(知泉書館)、『夢のようにはかない女の肖像 ドイツ文学の中の女たち』(同学社)、『鯨とイルカの文化政治学』(洋泉社)が、訳書にヴィクトル・マン『マン家の肖像 われら五人』(同学社)、クラウス・カンツォーク『フルトヴェングラーとトーマス・マン ナチズムと芸術家』(アルテスパブリッシング)、『ハインリヒ・マン短篇集 全三巻』(松籟社、共訳・責任編集担当)、『シュトルム名作集 全六巻』(三元社、共訳)などがある。

掲載記事

書籍

  • 「学歴」で読む日本近代文学
    三浦 淳
    出版社名:幻冬舎メディアコンサルティング
    当時の学校体系を知らずして、近代小説を語るべからず。
    夏目漱石、二葉亭四迷、坪内逍遙、田山花袋、川端康成……。名だたる文豪たちによる、明治・大正時代の日本を舞台にした名作を、学歴という観点から徹底的に分析。根底にある社会構造を理解したとき、作品の本当の姿が顔を出す。欧米文学との差異に着目して生まれた、日本文学研究の新たなかたち。
    「たかが学歴、されど学歴」