同居はそのパーティの翌日からすぐに開始!! 妻の妹(次女)は母を連れてまた元の家に戻るといっていたそうです。「ばあばあを置いていったら皆さんに迷惑」と。しかしそんなことを妻が受け入れるはずもありません。でもこの同居、母はどうして受け入れたのだろうかと思うことがあります。実はまだ認知症ではなかったころ、「娘との同居は絶対ない」と強く語っていました。同居どころか、我が家で一泊することにも躊躇(ちゅう…
[連載]認知症も悪くない
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エッセイ『認知症も悪くない』【第12回】西口 守
在宅介護だけが老親への手当や愛情ではない。介護において、できないことをできると妄想することほど怖いことはない。
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エッセイ『認知症も悪くない』【第11回】西口 守
「家族だからなんでも言える」は思い込み? 家族は逞しいけれど一方では最も傷つきやすい存在であることを受け止める
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エッセイ『認知症も悪くない』【第10回】西口 守
父に「お母さんを殺したのはあんただ」と言ってしまった。「まもるは、ずっとそう思っていたのか」と悲しい顔をされ…
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エッセイ『認知症も悪くない』【第9回】西口 守
ある日突然妻の母が同居宣言! 頭が「???」でいっぱいになり記憶がとんで…
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エッセイ『認知症も悪くない』【第8回】西口 守
安心できる場所には、安心できるにおいがある!? 「匂いがする」と答えた母
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エッセイ『認知症も悪くない』【第7回】西口 守
母が散歩から帰宅できるのはなぜ? 「認知症高齢者=徘徊=行方不明」は本当なのか
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エッセイ『認知症も悪くない』【第6回】西口 守
在宅介護がスタート。ヘルパー拒否、デイサービス脱走と母、本領発揮する
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エッセイ『認知症も悪くない』【第5回】西口 守
どうする?女性配偶者の親との同居。一人っ子や女性だけ姉妹家族の老親介護問題
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エッセイ『認知症も悪くない』【第4回】西口 守
「認知症であってほしくない」という気持ちが、認知症の認識を遅らせてしまい…。
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エッセイ『認知症も悪くない』【第3回】西口 守
認知症の進行と社会的孤立が悪循環を生み出すこととなる
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エッセイ『認知症も悪くない』【第2回】西口 守
高齢になり出来ることが減っていく両親…。ギャップを減らす「子が親を育てる」という考え。
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エッセイ『認知症も悪くない』【新連載】西口 守
「認知症で終わる人生か、新たに始まる人生か」認知症になった母の人生を見通す