対馬は古代から続く、日本の玄関である。南北二島に見える八二キロメートルの細長い島である。九州本土よりは百三〇キロ離れているが、朝鮮半島からは五〇キロ足らずである。鎌倉時代からは、阿比留氏に代わり宗氏がこの島を治めている。与良に国府が置かれ、府中と称している。「朝鮮国が、都の幕府に発行した『牙符』という物がございます。日本国の王使の印なのですが、幕府は大内様と大友様にそれをお与えになりました。大内…
[連載]海渡るフォルトゥーナ
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小説『海渡るフォルトゥーナ』【第16回】鷹嶋 ちた
焼物は、日本に戻ったら殆ど捨てられていた。―宗易(千利休)を乗せた船は対馬へ、朝鮮国と貿易をする博多商人とともに…
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小説『海渡るフォルトゥーナ』【第15回】鷹嶋 ちた
いまだ、納得する「なり・ころ」の良い茶道具に出会えていない千利休。そこへこんな言葉が...「ではご自分で探されては如何ですか」
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小説『海渡るフォルトゥーナ』【第14回】鷹嶋 ちた
門をたたき30年、新たな境地を目指す千利休の茶道は行き詰まっていた…
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小説『海渡るフォルトゥーナ』【第13回】鷹嶋 ちた
天文一八(一五四九)年、日本に初めてキリスト教をもたらしたフランシスコ・ザビエルが鹿児島に上陸。都での布教を果たすも突然の「伴天連(バテレン)追放令」に…
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小説『海渡るフォルトゥーナ』【第12回】鷹嶋 ちた
夢にまで見た「九十九髪茄子(つくもかみなす)」で竜神の水を味わう至福のひと時
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小説『海渡るフォルトゥーナ』【第11回】鷹嶋 ちた
宗易の心を躍らせているのは天下人との謁見と天下無双の茶入れの拝見。
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小説『海渡るフォルトゥーナ』【第10回】鷹嶋 ちた
唐の思想であり、完成して既に一五〇〇年ほどの『陰陽五行説』とは?
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小説『海渡るフォルトゥーナ』【第9回】鷹嶋 ちた
世阿弥の血を引く宮王家。金春座の脇家の職を守らねばないと語るが…
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小説『海渡るフォルトゥーナ』【第8回】鷹嶋 ちた
人口8000人程の小さな湊町が、これほど繁栄してきた理由とは?
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小説『海渡るフォルトゥーナ』【第7回】鷹嶋 ちた
「雪見の茶は、茶人冥利につきます。お持ちの道具に相応しい茶人振りでございます」
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小説『海渡るフォルトゥーナ』【第6回】鷹嶋 ちた
誰もが憧れる教皇聖歌隊への入隊…しかしその幸せは束の間の出来事だった
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小説『海渡るフォルトゥーナ』【第5回】鷹嶋 ちた
いつまでも続くと確信した幸せ…穏やかさを取り戻したローマでの暮らし
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小説『海渡るフォルトゥーナ』【第4回】鷹嶋 ちた
大聖堂でオルガンを弾く日々。そんな中、出逢った1人の女性…
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小説『海渡るフォルトゥーナ』【第3回】鷹嶋 ちた
数多くの称賛で溢れた…『音楽のプリンス』ジャンネットの知られざる半生
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小説『海渡るフォルトゥーナ』【第2回】鷹嶋 ちた
『全ての道はローマに通ず』歴史ある荘厳なローマの街並み
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小説『海渡るフォルトゥーナ』【新連載】鷹嶋 ちた
【歴史物語】信長「蘭丸、もう良い。」汗ばんだ蘭丸の白い肌…