近代では、ロシアの作曲家ショスタコーヴィッチが15曲作り、第十五番がそのままラストシンフォニーとなっている。中でも最も有名なのが、第五番ニ短調で、以前民放のテレビで放映していた『部長刑事』のテーマ音楽でもあり、指揮者の岩城宏之氏などは、この曲を聞いて指揮者を志したと言われている。こうして見ると、交響曲というのは、前述の通り、その作曲家にとって、自分の作品の上では大変重要な位置を占めるものであるが…
[連載]冬の日の幻想
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エッセイ『冬の日の幻想』【最終回】茶井 幸介
ベートーヴェンってどんな人?―実はメモ魔!曲想が浮かべば何をしていても必ずメモ。厳めしい顔立ちに似合わぬ神経質な性格で…
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エッセイ『冬の日の幻想』【第21回】茶井 幸介
シューベルトは三十一歳という短い生涯の中で、600以上の歌曲や8曲の交響曲を残している音楽史上稀に見る天才の一人である
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エッセイ『冬の日の幻想』【第20回】茶井 幸介
ラストシンフォニーにまつわるエトセトラ。各国の著名な指揮者が各自のオーケストラを率いて、数名の作曲家の最後の交響曲を奏でる。
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エッセイ『冬の日の幻想』【第19回】茶井 幸介
年間打率3割を越えれば一流と言われる打者のなか二〇〇四年アメリカンリーグの首位打者となったイチローは262本のヒット、704打数、打率3割7分2厘!
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エッセイ『冬の日の幻想』【第18回】茶井 幸介
囲碁と寮生活がイチローの土台を形成。負けずに前へ進む精神の育て方とは?
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エッセイ『冬の日の幻想』【第17回】茶井 幸介
バッティングセンスが抜群な天才的な素地と弛まぬ努力で上り詰めたイチロー選手
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エッセイ『冬の日の幻想』【第16回】茶井 幸介
四年目にして年間安打262本という大リーグ記録を打ちたてたイチローの凄さ
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エッセイ『冬の日の幻想』【第15回】茶井 幸介
人は誰でも自分を必要としてくれていると解った時、無二の喜びを感ずるものである
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エッセイ『冬の日の幻想』【第14回】茶井 幸介
日本人は知らない?アメリカ大リーグの好打者、ジョージ・シスラー
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エッセイ『冬の日の幻想』【第13回】茶井 幸介
終に土壇場で神技が出現!ウッズのガッツポーズも最高潮に達した
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エッセイ『冬の日の幻想』【第12回】茶井 幸介
世界最強プレーヤーが集結!ゴルフ国別対抗戦、EMCワールドカップ(W杯)の幕がきって落とされた
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エッセイ『冬の日の幻想』【第11回】茶井 幸介
「一旦やり出すとその魔力にとり憑かれる」ゴルフの面白さとは?
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エッセイ『冬の日の幻想』【第10回】茶井 幸介
長い歴史の流れの中に埋没してしまったその起源…ゴルフの起源と競技の基本
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エッセイ『冬の日の幻想』【第9回】茶井 幸介
ポルトガル人特有の感情「サウダーデ」という言葉を求めてー父と同じルートを旅した作家
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エッセイ『冬の日の幻想』【第8回】茶井 幸介
数々の天才達も我々と変わらぬ人間で「たまたま運よく、あるいは運悪く選ばれた」…?
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エッセイ『冬の日の幻想』【第7回】茶井 幸介
「どんな天才でも神様であるはずがない」インドの天才数学者ラマヌジャンの人間性に迫る
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エッセイ『冬の日の幻想』【第6回】茶井 幸介
日本文学から世界文学まで…あまねく本を読破した著者が「今になって後悔している」こと
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エッセイ『冬の日の幻想』【第5回】茶井 幸介
演奏回数は250越え…死の直前まで現役を貫き通した指揮者とは
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エッセイ『冬の日の幻想』【第4回】茶井 幸介
オーケストラ演奏中、非常ベルが鳴り響き…「居た堪れない」
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エッセイ『冬の日の幻想』【第3回】茶井 幸介
「ダメ押し」の語源、知ってる?実は囲碁の専門用語だった!
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