ペナコックの町に来て間もない頃、戦争花嫁としてコンコード郊外で暮らす日本の女性二人にお会いしたことがあったが、彼女たちもまた当時の日本を楽しげに語っていた。たとえ年月が経とうとも、自分が生まれた「ふるさと」は変わらないし、「ふるさとにたいする思い」も一生変わることはないだろう。日本での昔の思い出が、この突然訪れた日本人を見たことによってよみがえってきたのだろう。ビルさんの部屋には、日本の人形や絵…
[連載]ロッキー山脈を越えて
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エッセイ『ロッキー山脈を越えて』【最終回】亀井 健司
最終地アメリカ・ペナコック。たくさんの出会い、たくさんの思い出に「ありがとう」
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エッセイ『ロッキー山脈を越えて』【第19回】亀井 健司
異国の地で別れ際のハグとキス。笑顔で帰った彼女の「お願い」とは?
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エッセイ『ロッキー山脈を越えて』【第18回】亀井 健司
日本とアメリカの違い、それは「逆」!?トイレの水の流れの向きは…
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エッセイ『ロッキー山脈を越えて』【第17回】亀井 健司
浮かれた気分でラジオ出演したものの、「もう二度とラジオには出ない」と心に決めた日
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エッセイ『ロッキー山脈を越えて』【第16回】亀井 健司
ホストファミリーの粋な計らい!急な決定だったのに…玄関に掲揚された3つの国旗に感激
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エッセイ『ロッキー山脈を越えて』【第15回】亀井 健司
柔道着で「トリック・オア・トリート!」アメリカ人の非日常…ハロウィーンパーティー
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エッセイ『ロッキー山脈を越えて』【第14回】亀井 健司
「さあ、これからどうしよう?」“いい経験”をさせてもらった初めてのベビーシッター
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エッセイ『ロッキー山脈を越えて』【第13回】亀井 健司
アジア系人口わずか2%の州の小学校で行った「日本について」の授業
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エッセイ『ロッキー山脈を越えて』【第12回】亀井 健司
死を予感しながら放った言葉に涙…キング牧師の生家を訪れる
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エッセイ『ロッキー山脈を越えて』【第11回】亀井 健司
「俺たちは黒人なんだ。どうしたって、それは変えられないんだ。それを受け入れなくちゃならないんだ。」
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エッセイ『ロッキー山脈を越えて』【第10回】亀井 健司
バスを降りると銃声が聞こえ…アメリカで遭った二つの「事件」
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エッセイ『ロッキー山脈を越えて』【第9回】亀井 健司
ギャンブルを楽しむ人の殆どは白人、ホームレスの殆どは黒人…
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エッセイ『ロッキー山脈を越えて』【第8回】亀井 健司
人々に愛されている…ロサンゼルス郊外に立つ芸術作品「ワッツタワー」に感銘
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エッセイ『ロッキー山脈を越えて』【第7回】亀井 健司
「世界一豊かな国」でお金を請う人々に対し…「自分への怒りが湧いた」行動とは
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エッセイ『ロッキー山脈を越えて』【第6回】亀井 健司
近くより遠くから見たほうがいい?サンフランシスコで出会った絶景
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エッセイ『ロッキー山脈を越えて』【第5回】亀井 健司
「俺は、一体何をやっているのか」…アメリカ一人旅の理想と現実
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エッセイ『ロッキー山脈を越えて』【第4回】亀井 健司
目標は「アメリカ一周のひとり旅」最初の目的地はニューヨーク!
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エッセイ『ロッキー山脈を越えて』【第3回】亀井 健司
「なんてばかでかい川なんだ。」夕日に映えるミシシッピー川と旅の記憶
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エッセイ『ロッキー山脈を越えて』【第2回】亀井 健司
「そこはアメリカなの?」初の渡米、見知らぬ土地での学校生活は…
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エッセイ『ロッキー山脈を越えて』【新連載】亀井 健司
【旅行記コンテスト大賞作】出発前夜に食べた寿司の味は今でも忘れていない…