一緒にスーパーに行くと決まって夫はいつのまにかいなくなるずっと私の後ろをついて回るだけだからいなくなっても構わないといえば構わないのだけれどどこ行ったのかしら毎回そうぼやきながらレジを済ませ袋に買ったものを詰めているとどこからともなく現れるこの間(かん)この人はなにをしているのだろうある日いつものように買い物の途中夫がいなくなったので思い立って探してみたすると精肉売り場の試食コーナーの電磁プレー…
[連載]苦楽園詩集「福笑い」
-
エッセイ『苦楽園詩集「福笑い」』【最終回】苦楽園
一緒にスーパーに行くと決まって夫はいつのまにかいなくなる
-
エッセイ『苦楽園詩集「福笑い」』【第12回】苦楽園
あの人の名前を、記憶の押入れの奥深くに仕舞っていたけれど…
-
エッセイ『苦楽園詩集「福笑い」』【第11回】苦楽園
とある昼下がり、春子さんといつもの喫茶店でお茶していると…
-
エッセイ『苦楽園詩集「福笑い」』【第10回】苦楽園
感じの悪さをマキビシのようにばらまく「そねみマシーン」
-
エッセイ『苦楽園詩集「福笑い」』【第9回】苦楽園
【詩】僕はいつも網棚に寝そべっています。日課といえば…
-
エッセイ『苦楽園詩集「福笑い」』【第8回】苦楽園
驚いた。自分が人間でないことに気がついてしまい…
-
エッセイ『苦楽園詩集「福笑い」』【第7回】苦楽園
民は、私と子供のために段ボールの宮殿を造ってくれた。
-
エッセイ『苦楽園詩集「福笑い」』【第6回】苦楽園
夢の中で、夫は私の「大嫌いな女」の手を握っていた…
-
エッセイ『苦楽園詩集「福笑い」』【第5回】苦楽園
寒い夜。電気は止められていたし、水道もいつ止まるか…
-
エッセイ『苦楽園詩集「福笑い」』【第4回】苦楽園
林は宝物を隠し持っている。お菓子、缶詰、日用品……。
-
エッセイ『苦楽園詩集「福笑い」』【第3回】苦楽園
【小説】近所の理髪店。主人の奥さんが語る「縁起でもない話」
-
エッセイ『苦楽園詩集「福笑い」』【第2回】苦楽園
女はそぎ切りにして生醤油で、男はぬか漬けにして食うのが旨い
-
評論『苦楽園詩集「福笑い」』【新連載】苦楽園
納豆をかきまぜているうちに、のっぺらぼうになった夫