6ジョン・レノンを聴いていた。ジョンの声は博昭を落ち着かせた。愚連隊のメンバーといるときはラップなども聴いてはいたが、それほど好きではない。弱い犬がきゃんきゃんと吠えているようにしか聴こえないからだった。あの男もよくジョン・レノンを聴いていた。不思議だったのは、レボリューションだの、何だのと叫んでいた怒りのジョンではなく、愛や平和のメッセージを歌う、晩年のジョンの曲ばかりを聴いていたことだ。ラブ…
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