美沙自身、結城紬(ゆうきつむぎ)の産地問屋の三人姉妹の長女として育てられた。祐介は美沙と話をしていると、異性でありながら自分と重なる部分を感じていた。それは、美沙の長女としての自覚である。祐介には、好きという感情とは別に、きっとこの人とは結ばれることはないだろうという思いが、いつも心の片隅にあった。だから、美沙の返事は、ある程度は想定できたことだった。しかし、現実に彼女の口からその言葉を聞くこと…
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