朝風に若草若葉揺れている 思春期香り朝陽に映える
温暖なそよ風草木渡り過ぎ 身体に沁みる心地良さ哉
水面にも草地の上も高木も 深緑溢れ地表潤う
※本記事は、2015年12月刊行の書籍『歌集 漣の夢』(幻冬舎ルネッサンス新社)より一部を抜粋し、再編集したものです。
歌集 漣の夢【第91回】
中国江蘇省・無錫に留学し、その地の美麗さに心奪われた著者が詠み続けた、珠玉の短歌二一〇〇首と三九首の漢語短歌を連載にてお届けします。
朝風に若草若葉揺れている 思春期香り朝陽に映える
温暖なそよ風草木渡り過ぎ 身体に沁みる心地良さ哉
水面にも草地の上も高木も 深緑溢れ地表潤う