夕陽照り緑が繁茂躑躅映え 楽園として輝いている
湯上りの女子学生の艶やかさ 青年節の美しさ哉
宵闇に巡るを偲ぶ満月が 樹木の上に黄色く光る
※本記事は、2015年12月刊行の書籍『歌集 漣の夢』(幻冬舎ルネッサンス新社)より一部を抜粋し、再編集したものです。
歌集 漣の夢【第89回】
中国江蘇省・無錫に留学し、その地の美麗さに心奪われた著者が詠み続けた、珠玉の短歌二一〇〇首と三九首の漢語短歌を連載にてお届けします。
夕陽照り緑が繁茂躑躅映え 楽園として輝いている
湯上りの女子学生の艶やかさ 青年節の美しさ哉
宵闇に巡るを偲ぶ満月が 樹木の上に黄色く光る