俳句・短歌 歴史・地理 歌集 歴史 2021.03.17 歌集「風音」より三首 歌集 風音 【第33回】 松下 正樹 何気ない日常にある幸せを探しに。 優しい風を運ぶ短歌集を連載でお届けします。 この記事の連載一覧 最初 前回の記事へ 次回の記事へ 最新 マンションに住すまふ人たちおたがひを 知らず語らず笑顔ゑがほを見せず 春が過ぎ秋が巡るもお祭りを もよほし歌ひ踊ることなし 大雪に道閉ざさるるもマンションに 雪かく作業にかかはる人なし
実用 『もし、アドラーが「しゅうかつ」をしたら[注目連載ピックアップ]』 【第9回】 長田 邦博 アドラーは4歳の頃、弟ルドルフとよく一緒のベッドで寝ていた。ある朝、目が覚めると隣で弟が死んでいた。母親は笑っていて… 【前回の記事を読む】「共同体感覚」アドラーが目指す理想的ゴール。自己の執着を他者への関心に変えるために、必要な3つのステップは…アドラー心理学の基本的な考え方と中心的な概念の理解を深めるために、アドラーの生涯をたどりながら、どのような背景(経験や環境など)でアドラー心理学が誕生したのか見てみましょう。アドラーは、1870年(明治3年)2月7日にオーストリアのウィーン郊外のルドルフスハイムで、ユダ…
小説 『人生を失い、それでも女は這い上がれるか』 【第5回】 杉山 成子 アル中治療から戻った妻の前で、夫は晩酌をやめた。家族はお酒を避けようとして、かえってお酒を意識しているのが伝わった。 【前回の記事を読む】息子の嫁が経営に口を出してくる。商売への意欲は失われ、昼から酒を飲んでいた——すると、軽蔑した目つきで……入院生活も半ばを過ぎると、家族がいて飲酒の危険の少ない患者は、毎週末の帰宅が許される。金曜日の夕方病院を出て、日曜日の夕方までに帰ってくればよい。家族に会いたいだろうという気遣いであり、退院後の生活を見通しての地ならしの意味もあった。恵子より入院が早かった昌子は、すでに週…