三~四年が経ち、スタッフも入れ替わりながら、グラグラだった細い柱は、組み合わさって、しっかりと今、クリニックと私を支えてくれている。

パパを知らないスタッフも半数を超える。でもパパイズムは、長年のスタッフが受け継いでくれているし、四年経った今も毎月命日にお花を送ってくれるスタッフもいる。

最近はパパの真似は無理だと、良い意味で、納得している。

パパにはなれない。ただ、いつも、どんな時も、パパだったらどうする?と、私をはじめ、彼らも考えてくれる。そのうえで、私たちのクリニックを築いていこうと、今は素直に思う。

パパが信頼してくれたスタッフ、そして、私なんだから。大木にはなれなくても、これから少しずつ根を張ろう。

相変わらず、今も、たまに壊れる配管を東山先生が機械室にこもって直してくれているけれど、パパの残したメッセージを見ても、もう泣いていないよ。安心してね。

先日、一人のスタッフが、かわいい娘さんをクリニックの宴会に連れてきてくれた時のこと。

その娘さんはパパの葬儀の時はお腹にいて、今は4歳。彼女が宴会から帰って、私のことを「何をしている人?」とママに聞いたそうだ。

ママであるスタッフは「リーダーだよ」と教えたそうである。4歳にわかりやすく伝えてくれたのだろうが、私はとても嬉しかった!

一番パパに叱られて、葬儀ではずっと泣いていたスタッフが、私をリーダーだと言ってくれたのだ。これまでの四年間を認めてもらえた気がした。

先はわからないし、私はまだまだ頼りないが、この子たちのためにも、自分のためにも、家族のためにもこれからも一緒に頑張りたい!と思った。

私だけがレセプトや諸々でクリニックに行かなきゃいけない日には、いつもパパが「おねがーい、ママ。行ってらっしゃい!」と言ってくれていた。

今でも、パパがそう言ってくれている気がする。

だから、今日も元気に「行ってきまーす! パパ! ありがとう!」

 

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