2-3 スウェーデンでパリの絵を売る
スウェーデンでは国際学生証があれば夏期休暇中の労働許可書が取得できたが、それは5月に入ってからとのことが分かり、それまでの生活費の捻出が緊急の課題となった。
どこかからアンデッシュがアルバイトを見つけてきてくれ、居住区の入り口の門の近くにレストランがあり、その前で待っていれば担当者が来るとのことだった。
指示された通りに待っていると「Are you Hiroshi ?」と声をかけられた。
見ると白人とアジア系のハーフ(いまではダブルと言うべきか)の若者が立っていた。
そうだと答えると、一緒に来いと言われ、ついていくと、そこにはフォルクスワーゲンのvanが待っていた。中には4〜5人のアラブ系の男とフランス人の男がいた。
声をかけた男はベトナム人とフランス人のハーフで、仕事の中身について話し出した。
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