そんな、なんでもかんでも配慮だ、まず支援だ、やれ援助だ、なんて言っていて、子どもの感性が鍛え磨かれ、より鋭敏に育ちますか?
こんなことばかりやっていたら、大多数の子どもは骨抜きになってしまいますよ!
大切なアッという間の6年間の小学校生活の中で、特別に配慮を要する子を除いては、子どもたちにはどの子にも、均等に困る経験をさせてやらなきゃダメでしょう。
失敗して立ち止まって考えさせる、そんな場面を、成功して喜んではしゃぎまわる場面と同じぐらい経験させてやらなきゃダメでしょう。
新しい学年になったら、新しい先生と出会って「おやっ、今までのやり方では通用しないぞ」と子どもが困るのは、これも一つの「通過儀礼(乗り越えなければならない壁……といっても、これはホンノ小さな壁ですが……)」であって、当然起こりうること、いや、むしろ起こるべきことでしょう。
だから、ぼくは、まだ出会ってもいない子どもたちに対して、担任が先回りして抜かりなく準備された「新年度の学級開き」などというものには大きな違和感を覚えるのです。