獣医さんに電話をした。

もしかしたら、手術がうまくいかなかったかもしれないので、もう一度やり直しさせてほしい。費用の負担はしなくてよい、との答え。

そんなことって …… 手術は簡単なものだと言ったのに。

午後の一台目のバスがやってきた。大慌てで迎え、マイク片手に案内をする。

ものすごい勢いで試飲のお酒を飲みまくる団体で、その分お買い物もたくさんしてくれたので助かったものの、次のバスが早めに到着して、私は続いて案内することになった。

てんやわんやの応対が続いて、ようやく醸を見に行くだけの暇を見つけた。

ケイジをのぞくと …… 醸はぐったり横になったまま、もう息をしていなかった。「醸くん、醸くん、どうして …… 」ああ、ピッポのときと同じだ。

次回更新は8月21日(金)、19時の予定です。

 

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