【前回記事を読む】年老いた愛犬が心配で、仕事場まで連れて行った。必死でお客さんをさばいた後、様子を見に行くと…もう少し待っていてくれたらよかったのに、と私は自分勝手なことを言って、息をしていないピッポの体を撫でた。最期を看取ってやりたかった。が、こればかりは運命だから、仕方がない。ピッポにしてみれば、導かれるままにただ歩きたい方向へ歩いていっただけかもしれない。もうリードに束縛されることもなく、…
愛犬家の記事一覧
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エッセイ『犬のバトン』【第7回】竹本 祐子
「ドッグセンターに、灰色の変なのがいる」と言われて目にしたのは、他の犬と違って、段ボール箱に入れられた二頭身の…
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エッセイ『犬のバトン』【第6回】竹本 祐子
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エッセイ『犬のバトン』【第5回】竹本 祐子
「財布がない…」眉間にしわをよせ真剣にカバンの中をのぞき込んでいる夫。昨夜の記憶を辿ると…
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エッセイ『犬のバトン』【第4回】竹本 祐子
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エッセイ『犬のバトン』【第3回】竹本 祐子
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エッセイ『犬のバトン』【第2回】竹本 祐子
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エッセイ『犬のバトン』【新連載】竹本 祐子
私の長年の夢である「自分の犬」を飼うことが実現!たまたまドッグセンターにいたビーグル犬と目が合い、我が家にやってきたピッポ