【前回の記事を読む】「医療先進国・日本」イメージが生んだ“負の連鎖”とは。実際の医療施策は後手後手に回っているのに、WHOへの報告は…
第3章 ICFに基づく健康福祉の
個人の躰の構造・機能の障害・変調度の測定
第1節 ICFにおける健康福祉領域
一高齢者として、ICFを学び続ければ、いつかお世話になる際に役立ち、脳の活性化(認知症防止)になります。さらに、人生の先輩として「Think globally、Act locally」の視点で広く後輩に ICFを伝えることも含めて、社会の福祉化に役立ちます。We can change! Let’s start!です。
一人ひとりの健康は、躰の生理的・心理的機能や構造的機能の問題に加えて、社会生活(=Life situation)との関わりの参加・活動と環境因子を対等に評価して健康を捉えていることです。
ICFにおける健康福祉領域の全体像は「図3ICF の構成」の通りです。
生活機能(Functioning)
躰(Body=心身機能・構造)、活動、参加のすべてを含む用語。
障害(Disability)
機能障害(構造障害を含む)、活動制限、参加制約のすべてを含む用語。
出所:World Health Organaization.“ICF:International Classification of Functioning,Disability and Health”,WHO Geneva.2001より丹羽作成
健康システムのために提唱する ICFデータ必須項目は、巻末の表にして1,500に分類しております。
第2節 躰の精神機能の領域
「躰の精神機能」の領域は、b1に「全般的精神機能」として 1.意識機能(=6項目) 2.見当識機能(=6項目) 3.知的機能(=1項目) 4.全般的な心理社会的機能(=1項目) 5.気質と人格の機能(=11項目)
6.活力と欲動の機能(=6項目) 7.睡眠機能(=8項目) 8.その他の特定の及び詳細不明の全般的機能(=1項目)の8種目に分類し、各種目を各項目に分類し、項目毎に、具体例の説明をして、コード番号を付けています。
さらに、「躰の精神機能の領域」は、b1に「個別的精神機能」に 14種目として 9.注意機能(=7項目) 10.記憶機能(=6項目) 11.精神運動機能(=5項目) 12.情動機能(=6項目) 13.知覚機能(=9項目) 14.思考機能(=7項目) 15.高次認知機能(=10項目) 16.言語に関する精神機能(=6項目の2の【言語受容】は1.2.3.4.5に分類、3の【言語表出】は1.2.3.4.5に分類)
17.計算機能(=5項目) 18.複雑な運動を順序立てて行う精神機能(=1項目) 19.自己と時間の経験の機能(=6項目) 20.その他の特定の及び詳細不明の個別的精神機能 21.その他の特定の精神機能 22.詳細不明の精神機能 に分類し、20.21.22以外は、項目毎に具体例の説明をして、コード番号を付けています。