【前回記事を読む】「家主の庭に引っ越して、子供も道連れに死んでやる」…逆ギレした家賃滞納者は、キッチンで包丁を探し始め…

第一章 管理会社と賃貸物件

もし契約者・入居者が死亡したら

近年多くなっているケースが「孤独死」です。

室内で亡くなるか室外(病院や施設)で亡くなるかで、その後の募集方法にも大きく影響しますし対応も変わります。

ここでは度々ニュースなどでも取り上げられる孤独死の場合の説明をさせて頂きます。

「孤独死」、悲しい響きのある言葉ですよね。そしてマンション経営者にとって決して他人事ではありません。

私も今まで何件もの管理物件にお住まいの方の様々な孤独死を見てきました。やはり室内での病死「自然死」のケースが多いです。その次に自死が続きます。

どちらも亡くなられた方には申し訳ないのですが、その後の処理、対応、募集に非常に手間と労力を使います。

またここで忘れてはいけないのが、対応する管理会社の社員の精神的負担もかなり大きい事です。具体的に述べてゆきましょう。

処理

まず発見したら、或いはその予兆があったら即座に警察に通報します。

理想を言ってしまえば、管理会社や家主様が第一発見者になる事は極力避けるべきです。理由としては、第一発見者になると警察からの事情聴取にかなりの時間を取られてしまうからです。

私は必ず予兆を感じると入室する前に警察に通報し、現地に来て頂き先に入室してもらっていました。

ちなみに予兆とは何ですか?とよく聞かれるのですが、ズバリ「臭い」です。他には対象者とのそれまでの会話等による雰囲気もあります。

そして室内のご遺体を警察に外まで運び出して頂きます。

その後、事件性の有無の確認があります。