私が作図した三角形のチャート図を見て友人が笑顔で応じる様は、欧米人が原理や本質、理念等を頂点に仮説化して考える三段論法的な演繹思考民族である事をよく物語っていると思います。

次ページの3図は、演繹思考をする欧米人の思考スタイルを三角形にして作図したものです。

欧米人の基本的思考は、3図のように原理や本質、そして神や理念等を頂点に置き、それらの内容を仮説化、言語化して人々に知らしめる三角形の演繹思考となっています。

演繹思考をケース毎、案件毎に分類して作図したものが62〜63ページの4図から6図です。

アメリカの独立宣言(4図)、フランス革命(5図)は、理念や願いを頂点にして国民の参加を促す三段論法的な構成です。スポーツの祭典、オリンピックは正しいルールの基で選手が競うスポーツにしています。

演繹思考は、陸上競技の三段跳びのようにホップ、ステップ、ジャンプと目的を目指す効率のいい構図になります。

3図
4図
5図

経済は基本的に生産と消費、分配の三要素で成り立っています。これを受けて資本主義経済は、三要素を結びつけて相乗、循環そして発展を目指す効率のいい社会となっています。

だが、経済は常に変化します。変化する経済に対応するには、カリスマ的な予知力、
思考の持ち主が必要不可欠な社会となります。

アメリカは、変動する経済が上手く作動するように連邦理事会(FRB)を設けています。理事会はアメリカ経済が生産や雇用、そして物価高やインフレ等で混乱した場合、上手く作動すべくFRBの議長が状況に応じて金利政策の裁決をしています。