俳句・短歌 歴史・地理 歌集 歴史 2020.10.07 歌集「風音」より三首 歌集 風音 【第10回】 松下 正樹 何気ない日常にある幸せを探しに。 優しい風を運ぶ短歌集を連載でお届けします。 この記事の連載一覧 最初 前回の記事へ 次回の記事へ 最新 夕闇にあばたの多き蟇蛙 前足つっぱりわれを睨めり 花菖蒲 蕾は尖りとぶかたち 開かんとする力溜めたり 添へ棒に胡瓜は蔓をあずけたり つらなる黄花夏うら若し
小説 『幸せを呼ぶシンデレラおばさんと王子様[「バツ恋」人気御礼!武きき作品ピックアップ]』 【第25回】 武 さき,武 きき 「会いたかった、やり直したい」ホテルのロビーで夫と抱き合う女性は元カノだった。密着する女性の体越しに、夫と目が合い… 【前回記事を読む】「触らないで下さい!自分でやります」…僕がこぼしたから、と体に手を伸ばしてきた男。後日、弁償したいと訪ねてきて…三か月後、TI会当日、近藤さんのホテルで二時待ち合わせ。時間通り四組会員集合。「今日の会の予定はブティックで奥様達は好きな物を好きなだけお買い物をしてください。その間、男子会します。女子会が始まったら、男性陣は妻の下着コーナーへ。これから、その日は妻の為にお金を使いま…
小説 『夢を叶えた、バツイチ香子と最強の恋男』 【番外編 最終回】 武 きき 「こんなに幸せにしてくれて、嬉しい」——クリスマスの夜。カラフルな光に包まれながら、二人はまた幸せを積み重ねていく… 【前回の記事を読む】妻に2週間も触っていない。太ももを触りたいし、キスをしたい。少しはいいかな、と寝ている彼女のスカートを上げて…「そう言えば来月、クリスマスパーティ―したい。恋人連れてくるから」丈哉さん、コーヒーを吹きこぼしている。はぁ~ん。「お前、恋人がいるのか!」「そりゃぁ、いるよ。結婚したい人が出来た。親にはこれから話す」丈哉さん、びっくり顔。「香おば、いいでしょう?」「ええ、ええ、もち…